E13日産ノートETC取り付け
知人のノートE13にETCを取り付けました。
シガーソケット電源を取り出す
電源はシガーソケット裏から取り出します。ヒューズから取り出すものが市販されていますがこちらの方が確実かつ費用が掛かりませんのでお勧めです。オーディオ裏から取る方法もありますがどの配線か調べるのが面倒でした。
日産ノートE13はセンターコンソールのサイドブレーキの後ろにシガーソケットがありましたのでまずセンターコンソールを外していきます。
後ろ側はトルクスネジ2本でした。
前側はプラスチックリベット2本で両脇から止まっていました。
ドリンクホルダーの辺りで繋がっていますが、手前に引くと外れます。
サイドブレーキとエアコン操作パネルが接触して完全に外すことは出来ませんでしたが、後部座席から何とか目的のシガーソケット裏の配線にアクセスできました。
シガーソケット自体を持ち上げて、裏のハーネスを外します。
ソケットから外してもハーネスの遊びがないため、途中で留めてある金属クリップも外します。2か所ありました。引っ張ると取れます。
接続する
ETCのプラスとマイナスを繋げます。機種によって色々あると思いますが大体赤や白はプラスです。この機種は対応ナビなら料金表示等で連動するタイプだそうですが今回は不要なので他は配線しません。黄色は常時電源用ですが今回は赤のアクセサリーと一緒にしています。ただ単純にエンジンオンで電源が入り、エンジンオフで電源が切れればよいという注文でした。
ところで配線のつなぎ方ですが画像中の赤い配線つなげる部品、名前は知りませんが、最近ではあれよりも確実な方法で繋げています。
電源を取り出す銅線の被膜を剥き銅の部分を1~2ミリ出す
繋げる機器の銅線の先端2センチくらい被膜を剥がし二股にしてよじる。(Yの字の様に)
電源取り出し側の胴の部分にYの字を当てて強くねじる。
すると確実にお互いに接触します。
さらに確実にするためギボシ端子の後ろ側、銅線の被膜部分をカシメる部分をニッパーで切り落とし、先ほどの接合部を抑え込むようにぎゅっとカシメます。今回は手持ちが無かったので作りましたが、部品として売っています。
この後は絶縁処理しますが、よくある「手で切れるビニールテープ」は車内温度が暑くなったりすると劣化しベタベタになります。しっかり巻いたつもりでも粘着力がなくなって外れたこともありました。あのテープはかなり長く巻いて使う物のようですね。
短く巻いて使うなら「アセテート布絶縁テープ」名称は色々ありますがとにかく「布製」がおすすめです。ホームセンターでは電材コーナー(コンセントとかの売り場)にあります。劣化しにくい印象です。
シガーソケット周りを元に戻し電源配線を前まで持ってきました。
アンテナの配線
アンテナはミラー上に付けました。黒い点々の内側でもETCの電波は届きます。
ウェザーストリップ(ドアと車体の黒いゴム部分)を引っ張って外しました。ピラーの内張は引っ張れば外れます。その中にアンテナ線を通します。振動でバタつかないように数か所結束バンドで留めます。
ピラーの下から助手席グローブボックス裏へはここから入れました。配線通しなど使わず手で通せました。
グローブボックスの取り外し~配線
ETC本体は助手席グローブボックスの「上の段」に付けたいのでそれらを外します。
この辺りは硬くて難しい部分があり他の方を参照させていただきました。
大体見えるネジを外した後つまずいたのが、手前に引き出すクリップがどのような形か分からなかったので苦戦しました。上の2か所を傷つけないよう、こじって浮いたら「手前に」引き出すと外れます。硬いので緊張しました。
グローブボックス「上の段」は見えているネジを外すと簡単に外れました。
外したのち、配線を通す穴を開けて、膜付きグロメット19ミリを付けました。
後はアンテナと電源をグロメットより引き出して本体を設置すれば完成です。
元に戻す途中グローブボックス下の段の金具が外れ、どのようになっていたか思い出せずしばらく悩みました。
下記画像は悩んだ後の完成画像です。外す前に画像保存しておくべきでした。
完成
ETCセットアップの時に本体裏面に表示してある車載器番号が必要で、お店の方が確認するので接着はセットアップ後が良いと思います。
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